mihoko&gin-blog

猫との暮らしや製作した作品を紹介ながら日常も綴ってます。

いつもは抜いてしまうどくだみ

今年は雑草扱いしません

お庭に育ている訳ではありませんが毎年、どくだみの花が育ちます。毎年、雑草扱いしつつ抜いていましたが今年はお花の咲く頃まで待ちました。

どくだみは「毒払い」と家族から聞いてはいましたが、家族が率先して抜きます。理由は臭いが嫌いだから。

私がどくだみの花を見ることはここ数年ありませんでしたが、今年は抜かないようにお願いしました。私はどくだみの臭いが苦手どころか好きです。あの独特な香り。

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どくだみ/mihoko撮影

どくだみの効果・効能

どくだみには血行がよくなる、利尿作用がある、便通をよくするなどの効能があると言われています。

どくだみはドクダミ科の多年草で、十薬(じゅうやく)と呼ばれるれっきとした生薬なのです。

どくだみには殺菌効果や動脈硬化の予防効果、便秘・ニキビ・解毒・ダイエットへの効果があると言われています。また、抗アレルギー効果があるという報告もあります。

収穫と利用方法

どくだみを利用する場合の収穫時期は花が咲く頃です。大体、6月から7月頃です。どくだみ茶を作ったり、アルコールにつけたりします。アルコールにつけるものをなんと呼べばいいのかちょっとわかりませんが。

どくだみをアルコールにつける為に用意するもの。

どくだみの汚れや土を落とすために水で良く洗ってから少量ずつにわけて干します。水気をとり乾燥させます。

ガラス瓶の8分目までどくだみを入れて35度以上のアルコールを9分目くらいまで入れます。1週間程、1日に1回瓶を振ります。色づいてくるので1ヶ月から3ヶ月放置してください。最後にどくだみを取り出して完成です。

どくだみをアルコールにつけたものですが、水に数適たらしてうがいに利用したり虫よけスプレーとして使えたりします。スプレーボトルに入れて30センチ程離れたところから吹きかけます。

どくだみ茶の作り方

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どくだみを干す準備/mihoko撮影

今年、どくだみを収穫した1番の理由ですが、お茶を作ろうと思いました。どくだみには様々な効果・効能がありますが誰にでも効果がある訳ではありません。

どくだみ茶にはカリウムの強い利尿作用があります。その為、副作用がおこる場合があり、お腹がとても弱い方にはおすすめできません。腎機能低下、腎機能疾患で治療中の方にもおすすめできません。

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干したどくだみ/mihoko撮影

どくだみ茶の作り方。

花が咲いた頃に収穫します。花も茎もお茶になります。そのまま良く洗って乾燥させます。天気が良ければ3日〜7日程度で乾燥します。

しっかり乾燥したら手で揉みほぐして空き缶等で保存します。乾燥剤があれば一緒に入れておきましょう。

保管の際は揉みほぐさずに少し大きめに保存してもokです。飲む時は揉みほぐしたものは普通のお茶を飲むように熱湯を注いでください。

少し大きめに保管したものは煮出茶として楽しみましょう!どくだみはお茶にすると独特な香りが緩和されます。

お茶にしてもどくだみの独特な香りが気になる場合は他のお茶とブレンドして楽しみましょう。

庭にあるので収穫しましたが。

どくだみ茶はスーパーやドラッグストアでも購入できます。試しに飲んでみるというなら購入の方が良いかもしれません。

私は何回かブログで言っていますが田舎暮らしです。幼少期から食べれると聞いたものを収穫してくる癖があります。

とりあえず、飲んでみたいという方には購入する事をおすすめします。Amazonからの購入も可能です。

おまけのぎんちゃん

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ぎんちゃん/mihoko撮影

どくだみを干す間、くつろいでいました。このまま寝るんですね。とても羨ましい。