マンボウについてのあれこれ
マンボウについて調べてみました。Twitterの相互さんの呟きを拝見した事がきっかけで気になったのです。マンボウが軽率にスーパーに売っていると。
はい!わたくしの暮らす宮城県でもマンボウはスーパーに並ぶ事があります。しかし私の知るマンボウと色が違ったのです。どうゆうことだ??と思いました。
そして調べようと思ったのです。思ってからブログになるまでやたら時間が空いてしまいましたが、ブログに書いてみました。
何かわかったかというと特に何も分かってないのですが。マンボウは謎だらけな事はわかりました。
マンボウ
マンボウはフグ目マンボウ科マンボウ属の魚です。マンボウ属に分類される魚はマンボウの他にウシマンボウ、カクレマンボウ。
名前のが似ているアカマンボウという魚がいます。名前の通り、マンボウによく似ていますがマンボウ属の近縁種ではないのです。
また形態の似ているヤリマンボウという魚がいます。こちらはマンボウ科ではありますがヤリマンボウ属に分類されています。
マンボウの形態と生態
最大333㎝、体重2、3㌧にもなる世界最大級の硬骨魚の一種。体の特徴は側面から見ると円盤型なことです。
背ビレと尻ビレが長く発達していて多くの魚がもつ尾ビレと腹ビレはありません。水族館にいるマンボウがガラスにぶつかるのを見たことはありませんか?
マンボウの目には寄生虫がいて目がほとんど見えないのが理由だと考えられています。マンボウは岸辺や近海に生息するフグが外洋に進出し適応進化したものです。全世界の温帯や熱帯の海に広く分布していますが、生態についての詳細は謎が多いようです。
たとえば繁殖や産卵様式が定かではないこと。若い固体が群れをつくる報告もあるようです。生息水域が一定ではなく表層から水深800メートルを往復しているなど。
マンボウ食べる
ブログの最初に言った事の繰り返しになりますが、マンボウがスーパーに並ぶのが私の地元だけじゃないことに衝撃をうけてマンボウを調べだしました。
マンボウが謎の多い魚だということしかわかりませんでした。そんなマンボウですが商業的に食用とされることは少ないのです。
マンボウが食用とされているのはアジア。特に日本の一部と台湾で食用としているのだそうです。
この一文に「ほやを食用とするのは東北のみ」という事実を知った時と同様の衝撃をうけました。ほやのお話はまた後日しますね。
日本では主に定置網で混獲されるのがマンボウです。マンボウを専門的に狙って漁業をするということはほぼありません。
マンボウは美味とされていますが鮮度がとても落ちやすいのです。鮮度が落ちやすいということは運搬に支障が出る可能性があります。
流通が限られている最大の理由かなと思いました。現在は全国的に不定期入荷しているようですが流通が特に多い地域は宮城県から千葉にかけてと東伊豆、三重県紀北町や尾鷲町となっています。
マンボウの身は白く柔らかく刺身や湯引きをして肝と敢えて食します。天ぷらやから揚げにする事もあります。
私はマンボウを酢味噌で敢えていただいたことがあります。マンボウ自体の味はとてもあっさりしていました。
因みにですが写真ACからダウンロードした白身の刺身画像はかわはぎの写真です。自分のフォルダにマンボウの刺身が見当たらなかったので「刺身」イメージです。
アカマンボウはマンボウじゃない?
マンボウを調べる上で気になったのがアカマンボウです。アカマンボウは名前の通りマンボウによく似ていますが体が銀色で赤っぽいですね。
アカマンボウはアカマンボウ目アカマンボウ属の深海魚です。深海魚とは深海に生息する魚類を言い、水深200㍍より深い海域に棲む魚類をいいます。
しかし深海魚と呼ばれる魚類に明確な定義は存在しません。成長過程で生息海域を変更する魚類や餌を求めて垂直移動する魚類も多いためです。
アカマンボウの別名や生態
アカマンボウにはいくつかの別名があります。別名マンダイと呼ばれるようですが、他にも「ヒャクマンダン」「キンタイ」「マンボウ」「金魚」と呼ばれる事があります。
アカマンボウの別名見返してください。「マンボウ」ありますよね!なのにマンボウじゃないと言われてもややこしい。
アカマンボウは全長2㍍体重270㎏ほどにもなる大型魚で外見や生態はマンボウによく似ています。しかしアカマンボウとマンボウは分類上違う魚類になり、アカマンボウはリュウグウノツカイの近縁種なのでそうです。
アカマンボウは世界中の熱帯・温帯の海にいますが人目に触れにくい環境に生息しているため生態についての詳しい事はわかっていません。
マ ン ボ ウ ・ ア カ マ ン ボ ウ 共 に 謎 の 魚 だ と い う こ と し か わ か り ま せ ん で し た 。
食べるアカマンボウ
マンボウと同じようにアカマンボウも食用とされます。ハワイや沖縄などでは珍重されているようですが需要はあまりありません。
「大型魚類」のため運搬や調理の際に一般的な規格の発砲スチロールに入らない、まな板での調理が難しいなどの理由があげられます。
味が良いとの記載がありましたので機会があれば食べてみたいですね。アカマンボウも。
マンボウがいる日本の水族館🐟
Mihokoは水族館や動物園が好きです。癒されます。謎だらけのマンボウが見られる水族館のHPリンクを貼付けておきます。
水族館の中には事前前売り券の購入が必要な場合や入場制限がある場合があるようです。コロナ対策だと思われます。足を運ぶ前にHPを確認することをおすすめします。
海遊館の思い出
大阪にある世界最大の水族館「海遊館」にはわたくし行った事があります。しかし行った当時マンボウに興味がなかったせいか「マンボウいたっけ???」とか思ってしまったのです。
間違いなく海遊館に連れていってもらったのですけどね。ペンギンの前で駄々をこねてしばらくペンギンを見ていた事はとてもよく覚えています。
水族館にペンギンがいたら私はしばらくペンギンの前から動きません。ペンギン大好きなんです。
それでは本日も最後までお読みいただきありがとうございました。マンボウを見に水族館に行きたいmihokoでした。またお会いしましょう。