魚、捌く
魚が食べたい
おはようございます。本日もブログを書いていきたいと思います。
ふと、思ったんです。魚が食べたいと。魚が食べたいと思ったら普通は買いにいきますよね。私は漁業関係の仕事をしている身内に駄々をこねます。「お魚たべたーい」とメッセージするだけです。
写真の魚が届きました!新鮮!新鮮な魚類です。とても喜びます。買いにいけばお店で造られているのを買ってきたり店員さんに造ってもらったりできますが、まるごとなので自分で捌きます。
もらった魚は刺身が美味しい銀鮭とイナダ。ゴマ鯖にヤリイカです。私は魚の目が怖いと常に言っていますが魚は捌けます。家族がほとんど魚関係の仕事をしていた時期があります。
皆、別々な会社に勤めてるのに。魚関係なんです。魚を捌く事に関しては先生に困りませんでした。捌きやすいサイズの鯖からはじめました。ちょっと大きめな鯖の内蔵から小魚がこんにちはしましたが、よくあることです。よくあるんです本当。
魚は夕食に使うものを除いて全て冷凍保存します。1ヶ月くらいは魚三昧ですね。お魚大好きなので楽しいです。捌くのも楽しいです。一番大きな魚はイナダだったのですが、イナダの中にもいました。消化されていない小魚と消化途中っぽい小魚が。
イナダ(出世魚)
まな板からはみ出るサイズでちょっと大変でした。捌いている間は大きなまな板が欲しいとか思ってました。しかし冷静になれば、頻繁に使わないものはいらないのです。
イナダは出世魚と呼ばれる魚です。ブリの成長過程の呼び名で40センチ程のものをイナダと呼びます。地域によっては他の名前で呼ばれることもあります。イナダ、ハマチ、フクラギ、ヤズ。全て40センチ程度の大きさの出世魚の呼び名です。
出世魚に限った事ではありませんが魚の呼び方でおおまかな出身地域がバレるかもしれませんね。
骨も頭も内蔵も無駄にしない
魚の目は怖いですだがその話は置いておきましょう。魚に捨てる場所などほとんどないのです。骨や胆、頭はあら汁にします。あら汁は魚を3枚おろしにした残りの部分を利用した汁物です。
私の家では味噌か醤油で作ります。家庭や地域によっては塩や粕仕立てなどもあります。という訳で本日の昼食は魚のあら汁とイナダとヤリイカのお刺身です。刺身の上に乗っているパセリも私が育てました。
魚を捌く、道具
私は家庭用の包丁のみで捌いていますが、流石にイナダくらいのサイズになると出刃包丁の必要を感じました。魚を捌くときには「ウロコ取り」「出刃包丁」「骨抜き」「キッチンバサミ」などの道具を揃えているのとても便利です。
ウロコ取りは名前の通り、魚のウロコを取る道具です。私は包丁の背を使用しますがあれば便利です。特に背鰭が鋭い根魚を調理するときに重宝します。出刃包丁は大きめな魚を捌く時にとても便利です。
骨抜きはピンセットのような形をしています。名前の通り魚の骨を取るための道具です。揃っているととても便利ですが、道具は決して安くありません。丸ごとの魚を捌く機会があれば覚えておいて損はない道具ですのでよろしかったら道具のお名前だけでも覚えておいて下さい。
釣りが趣味
私ではありません。父の趣味です。幼少期から一緒にでかけておりますが私は「釣り」については詳しくありません。しかし、餌をつけて竿を持って引きが来るまでボーッとしてる時間は好きです。
成人してからも父と一緒に釣りに出掛けていました。私は釣り道具の他にスケッチブックと筆記具を持参してあまりに釣れない時はスケッチをはじめてしまいます。父はよく言ってました。「釣れるまで帰らない」と。
もちろん父も釣った魚を自分で捌いていました。本当に「魚を捌く先生」には困らない家に育ったなと思っています。有り難いことです。
それでは本日も最後までお読みいただきありがとうございました。久しぶりに魚を捌いた事がとても楽しかったmihokoでした。またお会いしましょう。